「マウスピース?ワイヤー?矯正の種類を徹底解説!失敗しない選び方のポイント」
はじめに
「歯並びをきれいにしたい」そう思ったとき、まず気になるのが「どんな矯正方法があるんだろう?」ということではないでしょうか。
矯正治療には、ワイヤーを使ったものから、透明なマウスピースを使ったものまで、さまざまな種類があります。それぞれに特徴があり、見た目や費用、治療期間、そしてご自身のライフスタイルによって、最適な方法は異なります。
この記事では、代表的な矯正方法をわかりやすくご紹介し、あなたが後悔しない矯正方法を選ぶためのポイントをお伝えします💡✨
1. ワイヤー矯正(表側矯正):最も一般的で実績のある方法

歯の表面にブラケットという小さな装置をつけ、そこにワイヤーを通して歯を動かす、最も古くからある矯正方法です。
★メリット★
- ほとんどの症例に対応可能: 複雑な歯並びや、重度の叢生(歯がデコボコしている状態)など、幅広い症例に適用できます。
- 治療実績が豊富: 長い歴史を持つ治療法のため、データや知見が豊富で、安心して治療を受けられます。
- 費用が比較的リーズナブル: マウスピース矯正や裏側矯正と比較すると、費用を抑えられる傾向にあります。
⭐︎デメリット⭐︎
- 装置が目立ちやすい: 金属のブラケットは見た目が気になることがあります。ワイヤーの種類を変更することで目立ちにくくすることも可能です。
- お手入れがやや大変: 装置の周りに食べ物が挟まりやすく、丁寧に歯磨きをする必要があります。
2. ワイヤー矯正(裏側矯正):人から見えない「見えない矯正」

ブラケットとワイヤーを歯の裏側(舌側)につける矯正方法です。
★メリット★
- 装置がほとんど見えない: 歯の裏側に装置があるため、人から気づかれずに治療を進められます。
- 虫歯になりにくい: 歯の裏側は唾液が循環しやすいため、表側矯正に比べて虫歯リスクが低いと言われています。
⭐︎デメリット⭐︎
- 費用が高額になりがち: 表側矯正に比べて、治療費が高くなる傾向があります。
- 違和感がある: 装置が舌に当たるため、慣れるまで話しにくく感じたり、違和感を覚えたりすることがあります。
3. マウスピース矯正(インビザラインなど):透明で取り外し可能な矯正


透明なマウスピース型の装置を1〜2週間ごとに交換しながら、歯を動かしていく矯正方法です。
★メリット★
- 透明で目立たない: 装置が透明なため、装着していてもほとんど気づかれません。
- 取り外しが可能: 食事や歯磨きの際は取り外せるため、普段と変わらない生活を送ることができます。
- 痛みが少ない: ワイヤー矯正に比べて、歯に加わる力がマイルドなため、痛みが少ないと感じる方が多いです。
⭐︎デメリット⭐︎
- 自己管理が重要: 1日20時間以上の装着が必要です。自己管理ができていないと、治療計画通りに進まない可能性があります。
- 適用できる症例が限られる: 複雑な歯並びや、抜歯を伴うような難しい症例には適用できない場合があります。
まとめ:あなたにぴったりの矯正方法を見つけるためのチェックリスト
どの矯正方法を選ぶべきか迷ったときは、以下の項目を参考に、ご自身の希望やライフスタイルと照らし合わせてみましょう。
- 見た目は気になる? → 目立たない裏側矯正やマウスピース矯正がおすすめ。
- 費用の安さを優先したい? → 表側矯正が比較的リーズナブルです。
- 治療期間を短くしたい? → 軽度なケースなら部分矯正を検討。
- 自己管理に自信がない? → 取り外せないワイヤー矯正が向いています。
最終的な判断は、歯科医師とのカウンセリングを通して決めることが大切です。
ご自身の歯並びやライフスタイルに合った最適な治療方法を一緒に見つけていきましょう🦷✨
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福田 雄
🎖歯学博士
🎖日本矯正歯科学会 認定医
🎖世界舌側矯正歯科学会 認定医
福田 萌子
🎖歯学博士
🎖日本矯正歯科学会 認定医
在籍
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